採択実績のご紹介
補助金申請から採択まで、事業者様に寄り添いながら伴走した事例をご紹介します。
それぞれの事業者様が抱えていた課題や、どのように新たな一歩を踏み出されたのか、取り組みの一部をご紹介いたします。
ご紹介する事例は、事業再構築補助金の活用によるものですが、現在は後継制度である新事業進出・ものづくり補助金でも、同様の取り組みが対象となります。
実績紹介については、今後も随時更新してまいります。
このページでは、このような事例をご紹介します
| ① 食品仲卸事業者様 BtoB卸売 ➔ 直営焼肉店・自社EC 約2,800万円採択 | ② 飲食事業者様 レストラン ➔ バケーションレンタル 約2,000万円採択 | ③ 医療コンサル・人材派遣事業会社様 受託ビジネス ➔ 医薬品製造業 約1,200万円採択 |
採択実績①:食品仲卸事業者様
BtoB卸売の利益率低下を打破!強みを活かした「高級直営飲食店」と「自社EC」への進出で、約2,800万円の採択を達成

※完成イメージ
1. 概要
| 対象業種 | 国産ブランド牛・加工食品等の食品卸・貿易業 ➔ 高級焼肉店経営およびオンライン卸・小売販売への進出 |
| 活用補助金 | 事業再構築補助金(新分野展開) ※現在は本制度は終了し、後継の【新事業進出・ものづくり補助金】が実施されています。→ 制度の詳細はこちら |
| 総額経費 | 約4,200万円 |
| 採択補助金 | 約2,800万円 |
| 対象経費 | 店舗内装・床防水配管工事(建物費)、オンライン販売サイト構築費、無煙ロースター、業務用厨房機器一式 |
2. 補助金活用までの流れ
経営課題
国内外の仲卸商社や飲食店向けに国産ブランド和牛などの食品卸・貿易事業を展開されている事業者様は、長年培った確かな目利き力と独自の仕入れネットワークを強みに、堅実な企業間取引(BtoB)を続けられていました。
しかし、近年の度重なる仕入れ原価の高騰や主要顧客側の需要変動にともない、事業者様は「構造的な薄利多売」という収益性の壁に直面されていました。
価格決定権を自社で握りづらいビジネスモデルゆえに、コスト上昇分を価格転嫁できず、利益率が圧迫されていました。
ご提案
当チームでは、事業者様と協議を重ね、最大の武器である「最高品質のブランド和牛を安価かつ安定的に調達できる仕入れ力」を再定義しました。
そして、一般消費者や全国のユーザーへ向けて、自社商品を最高付加価値かつ自社主導の価格で直接提供する「直営高級個室焼肉店」の出店、および「自社ECサイトでのオンライン販売」をご提案させていただきました。
3. 採択に向け当チームが実施したこと
分析と戦略立案
事業者様が保有する独自の仕入れルートや人脈といった経営資源と、進出エリアにおける競合状況・市場動向を多角的に分析いたしました。
既存事業との明確な相乗効果(シナジー)を言語化し、ニーズがありながら競合が存在しない「ニッチ分野」に狙いを定めた差別化戦略を設計することで、事業の妥当性を審査官へロジカルかつ丁寧に証明いたしました。
財務計画
採択後に最も経費カットを受けやすい対象経費(建物費・システム構築費等)の不備リスクに対し、事前に公募要領に基づく厳格な適合性監査を実施いたしました。
その上で、想定客単価や回転率、賃上げ要件までを網羅し、過去の決算書と整合させた実現可能性の極めて高い5年間の財務ロードマップを精密に設計いたしました。
4. 結果
本事業計画は、独自の仕入れ力を活かした差別化戦略が高く評価され、約2,800万円の採択を受けることができました。
直営の高級焼肉店出店と自社ECサイトの立ち上げにより、これまで価格決定権を持ちにくかったBtoB卸売事業に加え、自社主導で利益を確保できる新たな収益の柱を確立されています。
採択実績②:飲食事業者様
コロナ禍で苦しむ人気レストランが、好立地とSNSを武器に「バケーションレンタル事業」への進出で、約2,000万円の採択を達成

※完成イメージ
1. 概要
| 対象業種 | レストラン(飲食業) ➔ バケーションレンタル(宿泊業)への進出 |
| 活用補助金 | 事業再構築補助金(新分野展開) ※現在は本制度は終了し、後継の【新事業進出・ものづくり補助金】が実施されています。→ 制度の詳細はこちら |
| 総額経費 | 約3,000万円 |
| 採択補助金 | 約2,000万円 |
| 対象経費 | 宿泊施設への建物改装工事(建物費)、宿泊設備導入費、ITツール導入費、予約システム・チェックインシステム利用料 等 |
2. 補助金活用までの流れ
経営課題
地域に根ざしたレストランを長年の間営み、地域食材を使った料理と地域交流イベントの継続により、多くのリピーターと多数のSNSフォロワーを獲得してきた事業者様は、新型コロナウイルスの影響による来客数の大幅減少という深刻な経営課題に直面していました。
テイクアウト販売による売上回復も試みたものの、立地特性から販売方法の変更のみでは十分な回復に至らない状況でした。
加えて、仕入れが不可欠な飲食業のビジネスモデルゆえ、原価高騰や食材ロスといった課題も抱えており、事業の存続に関わる危機に直面していました。
ご提案
当チームでは、事業者様の最大の強みである「好立地」「長年の地域と周辺施設との提携実績」「多数のSNSフォロワー」を再定義し、これらを最大限に活かせる新規事業として、店舗近くの建物を宿泊施設に改装した「バケーションレンタル事業」への進出をご提案しました。
複数のITツールを連携させることで、受付・鍵の受け渡しを省略した省人化運営を実現しつつ、宿泊利用者を既存レストランへ送客する仕組みを組み込むことで、既存事業との強いシナジーも設計しました。
3. 採択に向け当チームが実施したこと
分析と戦略立案
再構築補助金の要件への適合性を、既存事業の実績と照らし合わせて一つひとつ丁寧に整理・言語化しました。
また、既存の強み(好立地・地域連携・SNS発信力)と新規事業との明確な相乗効果を示すとともに、「競合の少ないコンセプト」を設計し、事業の妥当性を審査官へ説得力を持って提示しました。
財務計画
設備投資に必要となる資金の内容を精査するとともに、金融機関からの融資内諾を得た資金調達計画の実現可能性を明確化しました。
さらに、開業初期から段階的に稼働率を引き上げていく、保守的かつ実現可能性の高い収支計画を構築し、V字回復のシナリオを裏付けました。
4. 結果
本事業計画が採択され、約2,000万円の補助金交付が決定しました。
既存のレストラン運営で培った地域とのつながりやSNS発信力を活かしながら、コロナ禍で落ち込んだ売上に依存しない新たな収益源として、バケーションレンタル事業への一歩を踏み出されています。
採択実績③:医療コンサル・人材派遣事業会社様
医療コンサル・人材派遣事業から医薬品製造業(幹細胞培養上清液の製造)へ転換し、約1,200万円の採択を達成

※完成イメージ
1. 概要
| 対象業種 | 医療コンサルティング・人材派遣事業 ➔ 化学工業(医薬品製造業)への業種転換 |
| 活用補助金 | 事業再構築補助金 ※現在は本制度は終了し、後継の【新事業進出・ものづくり補助金】が実施されています。→ 制度の詳細はこちら |
| 総額経費 | 約2,100万円 |
| 採択補助金 | 約1,200万円 |
| 対象経費 | インキュベーター、シャーレ・ピペット等の研究用機材、幹細胞培養上清プロトコール整備費 等 |
2. 補助金活用までの流れ
経営課題
新型コロナウイルスの影響により、歯科業界全体で患者数が減少し、下請けである歯科技工案件が大幅に減少。
歯科技工所の閉鎖を余儀なくされたほか、売上が落ち込んだクリニックからは医療コンサルサービスの打ち切りが相次ぎ、医療従事者の業界離れによって人材派遣売上も減少するなど、主要取引先である医療業界・市場に依存した受託ビジネスの脆弱性が顕在化していました。
ご提案
当チームでは、外部環境に左右されやすい受託型ビジネスからの脱却を図るため、事業者様が保有する研究成果と、グループ企業(医療歯科クリニック)が保有するクリーンルーム(CPC:細胞培養室)という独自の経営資源に着目し、自社主体で価格主導権を持てる新規事業として、ドナー由来の幹細胞を用いた「幹細胞培養上清液の製造・量産事業」への進出をご提案しました。
培養から製造・量産、安全性検査までを一貫して実施できる体制の構築を目指しました。
3. 採択に向け当チームが実施したこと
分析と戦略立案
幹細胞移植と培養上清液の投与を安全性・有効性・費用の各面で比較分析し、培養上清液の製造・量産体制を構築する意義を明確化しました。
また、グループ企業が保有するクリーンルームや長年の臨床研究成果を活用できる点を整理し、自社主導による再生医療関連事業への進出が既存事業とのシナジーを持つことを審査官へ論理的に提示しました。
課題への対応
量産化のノウハウが自社単独では不足していたという課題に対し、再生医療コンサル会社との共同研究を通じた製造・量産工程の確立、および培養士・研究者の新規雇用による社内への技術蓄積という両面からの解決策を事業計画に落とし込みました。
4. 結果
本事業計画は、幹細胞培養上清液の製造・量産体制という新規性・独自性が評価され、約1,200万円の補助金採択に至りました。
医療業界の動向に左右されやすい受託型ビジネスからの脱却を図り、自社主体で価格主導権を持てる新たな事業の柱を確立されています。
【現在募集中の補助金について】
| 現在、こちらでご紹介している事業再構築補助金は募集を終了し、後継制度である「新事業進出・ものづくり補助金」が実施されています。 【新事業進出・ものづくり補助金について詳しく見る →】 |
補助金申請を成功させるために
1. 事業を後押しします「事前準備・戦略を提案」
お客様の事業内容、投資計画をヒアリングし、補助金の加点項目や採択傾向に基づき、採択率を上げる方法をご提案いたします。
2. 専門性を活かした「事業計画書の作成をサポート」
お客様のヒアリング内容を基に、補助金事務局が理解しやすい、審査員に伝わる、法令・要綱に沿った書類をご提案をいたします。
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